2009年3月8日日曜日

ジム・ランビー:アンノウンプレジャーズ展 @ 原美術館


先週やっと行ってきました。原美術館の「ジムランビー:アンノウン プレジャーズ展」。閑静な住宅街に佇む美術館は、来場者を温かく迎え、先週ずっと雨で寒い日々が続いていた東京でしたが、庭園には木漏れ日が差し、優しい気持ちにさせてくれました。

Unknown Pleasureというと、イギリスのデザイン界の巨匠、ピーター・サヴィルJoy Division の為にアルバムカバーをしたデザインをすぐに思い出してしまうのですが、あのデザインがあまりにも有名なので、もしかしたらジムランビーも影響されているのかも、と少なからず思いました。アートワークとしても貴重ですが、色々商品化もされていて、スケボーになったり、Tシャツになっていたり。ジムランビーもピーターと同じ世代の人。床一面に張り巡らされたモノクロのストライプ、レコードジャケットの箱のインスタレーション、音楽家をモチーフにした作品。70年代はデザインがやっとレコードジャケットにも使用されるようになった時代だそうで、そういった事も関係しているのかな、と私なりに展覧会を楽しむ事ができました。

原美術館、春や秋に訪れると心穏やかな1日が送れると思います。


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