2010年12月12日日曜日

GUGIZM @ SOURCE in 上海



穴薪ペインティングの個展「GUGIZM」のアテンドで上海に行って来ました。





穴薪ペインティングは、実は、別名でコンテンポラリーアーティスト「比巴」として、香港、シンガポール、上海で既に活躍しているんですが、比巴としての契約ギャラリーであるArt + Shanghaiのスタッフが総出でお祝いに駆けつけてくれました。




SOUCEのスタッフも皆いい人達で、世界各国のスケーターシーンを愛する人達でお店が運営されていました。ドイツ人、アメリカ人、マカオ人、上海人と、とっても国際的でした。しかも、みんな、中国語が上手かったです。すごすぎます。




実を言うと、上海に来てから10月くらいからずっと引いている風邪をこじらせてしまったようで、なんと、オープニング終わりの22時まで会場にいられないほど疲労困憊し、途中で帰宅するという大失態をおかしてしまいました。本当に、二度とこんな事がないように、しばらく日本で体力を回復させ、免疫力を上げる生活を心がけようと、真剣に思っているところです。ただ、SOUCEのスタッフやアーティストの穴薪さんらは、みないい人達で、私の事をとても心配してくださり、人の温かさにも触れる事ができました。でも、だめなのもはだめです。はい。

でも少しだけ言い訳をするならば、成田から上海に入る時、濃霧で上海に着陸できず、韓国のジェジュ島に引き返し、給油する為に三時間飛行機の中で待機し、大阪に引き返す事態が起こったのです。デルタだったのですが、何故引き返す事になったのかは未だに不明。大阪に着いて、用意されたホテルにチェックインしたのが朝の5時半。2時間程度の旅の予定が、12時間の長旅になってしまったのも風邪をこじらせた原因かと、今では思っています。

風邪をこじらせたおかげで、本当に本当に辛い日々が続きました。せっかく上海の友達が私の歓迎をしようとしてくれていたにもかかわらず、殆ど何処にも行けずにひたすら仕事と泊まらせてもらっていた友達のアパートの往復。しかも、北京にも行かなければならず、北京に行く朝、このまま倒れたらどうしようと真剣に行くのを迷うくらい具合が悪化し、初めて手を合わせてお祈りをしました。そうしたら、「歩けないか?」「立てないのか?」という声が聞こえたような気がして、そうすると、どこからか少しだけエネルギーが注ぎ込まれたような気がし、立てて、歩けるようになりました。空港に行く1時間前の出来事でした。そして、北京に空港に着く頃にはすっかり具合が良くなっていたんです。なんともキセキみたいなお話でしょ?

今回の出張は、仕事面においては体の具合に反比例するかのようなすばらしい出会いに恵まれ、全アーティストの来年の展覧会スケジュールをこぎつけてきました。普通、1〜2名洩れるのですが、今回に限っては全員です。しかも、お休みしているアーティストにまでオファーが入り、こちらとしては嬉しい悲鳴です。

なんとか来年のスケジュールの段取りもできたので、後は、無事に年越しができるよう体力を回復せねば。

あ、そうそう。来年には「GUGIZM」が北京のSOUCEにも巡回する予定ですので、日程分かり次第また告知します。

とり急ぎ、上海レポートでした。

GUGIZM


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