アートの世界に行こうとしてからはや4年。今更ですが、始めてアジアコンテンポラリーアートの原点とも言える北京の798芸術区に言ってきました。
感想:おしゃれな村?
とにかくでかい。ギャラリー、一体いくつくらいあるんでしょうか。
通りを歩いていても、いたるところに大きいスカラプチャーが目につきます。
ギャラリーだけではなく、オシャレなカフェやレストランがいくつも点在し、インテリアショップ、ブティック、路上で(コピー?)CDやDVDなども販売。上海の莫干山路50号(M50)も大きいな〜って思ってましたが、あそこの10倍くらいあるかな。ディズニーランドくらいあるかな。もう、一つの村です。大きい電気屋さんも隣接してるし。暮らせます。
ちょっと惜しかったのが、中国人経営のギャラリーは、ちょっとしたところが雑で、ネームとクレジットが曲がってたり、剥がれかけてたり。大陸人の性なんですかね、この雑っぷりは。でも、アートはどれも大きくって、元倉庫だったスペースを存分に使いきる作品ばかり。日本や香港のギャラリーはどうしてもこじんまりして、大きい作品は美術館で、っていう風潮がある中、美術館並みの展示ができるので、多くのギャラリーはきちんとキュレーターを抱えて、スペースを存分に使い、企画展を開催しています。
あと、やはり毛沢東時代のなごりをきちんと残しているので、いたるところに共産党のシンボルマーク、赤い星も見え隠れしていました。
こんな感じです。リアルです。
赤いですね。
そして、工場のテーマパークがごとく、そのままの原型を留めている建物のシルエット。
このシリーズ、ちょっとびっくりしました。いいのかな。
結局4時間かかっても、全部見れませんでした。足が痛くてどうしようもなくなり、集中力もなくなり、疲れ果てました。
泊まっていた所は、草場地(チャオチャンディ)というアートエリアだったのですが、なんと、泊まっているLi Space以外、一つもそこのギャラリーを見れませんでした。完全にスケジュールコントロールのロストです。でも、ローカルなオークションのプレビューを3つ見る事ができたので、そのほうがよかったかもしれません。完全にローカルなオークションなので、かなりマニアックな作品と見積もり価格が見れて、市場調査にはうってつけでした。壷類も見れました。高かったです。
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